イベント・XR分野:場をつくる作品を、画面越しに体験する #AICUaward
国際AIクリエイターアワード2026事務局です。今日はイベント・XR分野の作品をご紹介します。この分野の作品は、本来はその場にいて体験するものです。会場は終わり、ワールドは遠くにあります。そこで全10作品を画像とともに並べ、作品ごとに「画面越しにどこまでたどれるか」もあわせてお伝えします。
数字で見るイベント・XR分野
2026年11月3日 23:49(日本時間)時点の数字です。
* 応募: 10作品
* 公開ギャラリーに並ぶ作品: 10作品(すべて日本から)
* 一般投票の対象: 10作品
* ギャラリーで贈られた emo: 39、感想: 4件
以下の並びはおおむね公開日の順で、人気の順ではありません。作者名は敬称略で、応募時の表記のままです。
実物を記録して、もう一度歩ける場所に
3D Gaussian Splatting(3DGS)やフォトグラメトリで実在の場所やものを撮り、VR の中に置き直す作品が3つ並びました。
蒸気機関車 VR動態復帰プロジェクト [3Dスキャン]
takayan660 / ギャラリーで見る
公園や保存施設に静かに置かれている蒸気機関車を実物から3D化し、VR の中でもう一度走らせるシリーズです。C58 49、D51 172、D51 853 を撮影し、動輪や連結棒の一本一本まで分解して、機関車の機構どおりに動くよう組み直しています。残したいのは「姿」だけでなく、かつて動いていた「動き」だと作者は書いています。実物には手を加えていません。AI は資料の整理や走行システムの解析・改良に使っています。
桜並木 Sakura 3D Scan [3DGS]
takayan / ギャラリーで見る
山梨県・甲府リバーサイドタウンの約300mの桜並木を、3DGS で再構築した VRChat ワールドです。スキャンしただけでは景色は止まったままなので、現地で録った風や鳥の音を重ね、LLM を使って草木の揺れと舞い散る花びらを加えました。満開は数日しか続きません。それを、もう一度歩きに行ける場所として残した作品です。
新・深夜の京都散歩 ⁄ New Kyoto Midnight Walk [3DGS]
takayan660 / ギャラリーで見る
京都・三年坂(産寧坂)の深夜だけを切り取った VRChat ワールドです。約1年3か月前にフォトグラメトリで公開したワールドを、3DGS で撮り直しています。同じ場所を今の技術で撮るとどこまで現実に近づくか、という試みです。昼は人で埋まる坂を、ここでは静かに歩けます。
3作品とも YouTube に紹介の動画があり、ギャラリーの作品の頁から開けます。
会場で、人を撮る・人を動かす
3Dフォトスタジオ
PONDA / ギャラリーで見る
約60台のカメラで人物を囲んで同時に撮り、その姿を3Dデータにする撮影システムです。VketReal などのイベントで約400人を撮影し、できた3Dモデルを参加者に配ってきました。いまは撮影から約3分で大まかな形、約10分である程度きれいな状態まで、会場でその場で確かめられます。VRC 3Dスキャン同好会で開発・運用しています。
早慶サポーター対決!
Taichi INOHARA / ギャラリーで見る
8月に国立競技場で開かれたサッカー早慶戦で動いた、観客参加型の演出システムです。来場した約1万人が遊びました。コンセプトは「客席のウォーミングアップ」。選手がアップをするように、観客にも声を出すまでの助走がいる、という考えです。お題に合わせた変顔を AI が採点する「表情筋バトル」と、両校のサポーターが交互に声を出す「声量対決」の2つを作り、応援歌を覚える時間にもなったそうです。開発には Claude Code と Codex、顔の認識に MediaPipe を使っています。
展示と上映
渋谷ヒカリエ 提出作品 GMI & MiniMax AI Art Galleryat Shibuya 上映作品 “AD922.”
kasamacura / ギャラリーで見る
渋谷ヒカリエの「GMI & MiniMax AI Art Gallery」で上映された映像作品です。MiniMax H3 を使って制作されました。会場で観られなかった方も、YouTube で観られます。
映像の美しさと世界観に引き込まれました。
ギャラリーに寄せられた感想です。
Impossible Architectureシリーズ #キャラで建造物
pachiko / ギャラリーで見る
X でハッシュタグ「#キャラで建造物」をつけたイラストを募る応募イベントと、その後に開いた作者自身の展示会です。作品には作者のキャラクター RURI が使われています。ハッシュタグで検索すると、寄せられた作品をたどれます。
運営からの出品
この分野には、運営の AICU Japan の出版物も3作品並んでいます。イベントを取材した AICUマガジンです。運営の作品であることを、ここに明記します。
AICUマガジン Vol.15「AICU FES 2025 SUMMER」
AICU Japan株式会社 / ギャラリーで見る
夏のクリエイティブAI総力特集です。表紙イラストはジュニさん。
AICUマガジン Vol.18「AI日本国際映画祭 AIFJ2025」
AICU Japan株式会社 / ギャラリーで見る
AIFJ2025 の完全レポートです。表紙イラストは穂花-HONOKA-さん。
AICUマガジン Vol.23「AICUはるフェス2026」
AICU Japan株式会社 / ギャラリーで見る
歌舞伎町 GOX で3日間開いた、AI コーディング・漫画・アニメ・映像のクリエイター祭の密着レポートです。表紙イラストは犬澤某さん。
歩いて、観て、1票を
投票は分野ごとに1作品で、だれでも無料です。締切は2026年11月13日(AoE)、日本時間では11月14日(土)21:00 です。VRChat のワールドを訪ねるもよし、動画で会場の空気を感じるもよし。気になった作品の感想を、ギャラリーでぜひ作者に届けてください。
* 投票する
国際AIクリエイターアワード2026 主催: AICU Inc.(デラウェア州法人)/運営: AICU Japan株式会社





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